鍵交換をする際の目的別やニーズ別の選び方

防犯対策をしたいなら

近年は都心部はもちろん、地方であっても様々な犯罪が横行しており、住まいをはじめ、施設やオフィスなどでもセキュリティ対策の強化が望まれます。
空き巣による財産被害をはじめ、強盗や強姦、無差別殺人などの犯罪から身を守るために、不正侵入を防ぐ必要があります。
セキュリティ強化のための鍵交換の選び方としては、ピッキングやサムターン回しによる鍵の解錠を防止するタイプの防犯性能の高い鍵への交換や、補助錠を設置してツーロック体制にすることが望まれます。
ピッキングに強いディンプルキーやカード式、暗証番号方式や指紋認証方式へと鍵交換などを検討しましょう。

子供や高齢者の勝手な外出を予防したいなら

歩き始めたばかりのお子さんや、鍵の開け閉めをマスターした小さなお子さんが勝手に鍵を開けて外に出てしまったり、認知症の高齢者が勝手に外出して徘徊するのを予防したいという場合の鍵の選び方としては、内側から簡単には開けられないタイプへ鍵交換するのがおすすめです。
たとえば、サムターンが取り外せ、家族がサムターンを保管して、使う際だけ採りつけて回せるタイプの鍵なら、お子様や高齢者が勝手にサムターンを回して外に出るのを防げます。
また、サムターンに鍵がついているタイプへ鍵交換をすれば、サムターン専用の鍵がない限り、室内からは開けられません。
専用の鍵を家族がしっかり管理していれば、思わぬ外出を防げます。
さらに小さなお子様や高齢者が届かない位置に補助錠も設置して、鍵をかけておけばさらに安心できます。

個人情報の流失防止や鍵の閉め忘れを防止したいなら

高価な絵画や骨董品、宝石など貴重な物を保管している部屋や、オフィスや学校などで個人情報が詰まった資料やデータの入ったパソコンなどを使用する部屋では、簡単に出入りができないように鍵交換するのがおすすめです。
選び方のポイントとしては責任者や関係者しか知り得ない暗証番号で開けるタイプや、そのカードを渡された人しか開けられないカードキー式にすると、開けられる人が限定されて不正な侵入を防止できます。